学生クリーン・ビーチいしかわ大作戦2018

〔ねらい〕 海、そしてボランティア活動に関心のある人びとに海岸清掃への参加を呼びかけ、海と親しみながら、海岸環境や自然について意識を深め、加えて学生たちの社会的活動ネットワークづくりを図り、より充実した地域社会と連携した学生生活への一助とします。今回は街中で実施し、海のごみを減らすことにつなげます。
※高橋川周辺の清掃活動は、台風24号接近のため中止としました。
〔作戦内容〕
と き:平成30年9月30日(日) 9:15 ~ 12:30
ところ:学びの杜ののいちカレード 御経塚遺跡 野々市市ふるさと歴史館・埋蔵文化財収蔵庫
参加者:金沢星稜大学野外スポーツ部 金沢星稜大学池田ゼミ生 70人
テーマ:“ののいち”の魅力再発見!
ファシリテイター:池田 幸應(クリーン・ビーチいしかわ アドバイザー・金沢星稜大学 人間科学部 教授)
活動内容
プロジェクト Ⅰ <野々市市高橋川周辺清掃>中止
プロジェクト Ⅱ <学びの杜ののいちカレード・御経塚遺跡>
講 話 (1)石川県の川魚の食文化「ドジョウの生態とドジョウのかば焼き」
       講師:石川県水産総合センター内水面水産センター 所長 大内善光さん
    (2)「くらしに身近な七ヶ用水」
       講師:手取川七ヶ用水土地改良区 総務課長 中川 晃さん
    (3)巨大な縄文の環状集落 御経塚遺跡 野々市市ふるさと歴史館・埋蔵文化財収蔵庫
学びの杜ののいちカレード
1カレード玄関

2学生受講
石川県の川魚の食文化「ドジョウの生態とドジョウのかば焼き」
講師:石川県水産総合センター内水面水産センター 所長 大内善光さん
3大内氏1

4ドジョウ1

5大内氏2

6ドジョウ2
<感 想>
・47都道府県で唯一ドジョウの生態系や歴史について調査されていることに驚きました。また、長崎の隠れキリシタンがドジョウの蒲焼を伝えたと知り、石川県の食文化を調べると新しい発見が増え、歴史を知ることは面白いことだと感じました。
・ドジョウのオスとメスの見分け方や、料理時には腹開きをせず背開きにするということを学びました。
7大内氏3
「くらしに身近な七ヶ用水」講師:手取川七ヶ用水土地改良区 総務課長 中川 晃さん
8中川氏1

9中川氏3

10中川氏4用水ごみ

11学生質問
<感 想>
・私は七ヶ用水付近の地域で暮らしていたので、枝権兵衛さんや富樫用水については小学校の時に少し学んでいたのですが、今回でさらに詳しく知ることができました。しかし、ごみの不法投棄やボランティア清掃をしていたことは知らず、地元の人として自分はどうすべきか考えるいい機会になりました。
・枝権兵衛は全財産をかけトンネルを作り、それをもとに七ヶ用水が作られていることがわかりました。以来、その水は田畑を潤し、私たちに多くの恩恵を与え続けてくれました。郷土に偉大な人物がいたことを知り、誇りに思いました。
12カレード集合写真
巨大な縄文の環状集落 御経塚遺跡 野々市市ふるさと歴史館・埋蔵文化財収蔵庫
13昔の野々市

14縄文1

15縄文2中

16縄文3

17資料館3

18資料館2

19資料館1
<感 想>
・発掘された縄文土器から推測される当時の生活の様子の話がとても興味深く、また竪穴式住居では、建物の構造に縄文人の知恵がふんだんに取り込まれていて、昔の人はすごいと感じました。
・御経塚遺跡では私たちの祖先が現代と比べて何もないような環境で知恵を振り絞り暮らしていたことを知ることができよかったです。同時に今置かれている自分の環境は贅沢なものであり、感謝しなければならないと思いました。
20資料館集合

go top