〔ねらい〕
海、そしてボランティア活動に関心のある人びとに海岸清掃への参加を呼びかけ、海と親しみながら、海岸環境や自然について意識を深め、加えて学生たちの社会的活動ネットワークづくりを図り、より充実した地域社会と連携した学生生活への一助とします。今回は初めて川で実施し、海のごみを減らすことにつなげます。
〔作戦内容〕
と き:平成28年9月25日(日) 10:00 ~ 14:30
ところ:手取川簡易グラウンド周辺、河川敷清掃 、川北町
参加者:110人 金沢星稜大学野外スポーツ部、金沢美術工芸大学生
金沢星稜大学池田ゼミ生、クリーン&グリーン
ファシリテイター:クリーン・ビーチいしかわ アドバイザー 金沢星稜大学 人間科学部 教授 池田 幸應さん
プロジェクト Ⅰ <川北町手取川簡易グラウンド周辺、河川敷清掃等>
川清掃と稚魚の放流
(1)白山を望みながら清掃する! 10:00~
(2)稚魚放流 カジカ600匹 11:00~
講師:石川県水産総合センター内水面水産センター 所長 大内善光さん
「石川県におけるカジカなどの食文化について」
プロジェクト Ⅱ <川北町役場西部地区学習等共用施設>
手取川の恩恵と人びとのくらし
(1)水防学習 13:00~
講師:国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所 調査第一課 課長 堀内崇志さん
「水害の歴史と防災対策について」
(2)手取川の風に吹かれながら「辰口橋」を歩いて渡る
主 催:クリーン・ビーチいしかわ実行委員会
主 管:学生クリーン・ビーチいしかわ実行委員会
後 援:川北町、エフエム石川
協 力:国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所、石川県水産総合センター内水面水産センター
金沢星稜大学
開会式
◆◇◆学生感想◆◇◆
金沢美術工芸大学大学院 吉田まゆさん
今回、初めてボランティア活動の一環として学生クリーン・ビーチに参加しました。清掃場所である手取川河川敷は、簡易グラウンドで地域の方がスポーツで汗を流したり、花火大会で有名な場所ではありましたが、私は今まで訪れたことがありませんでした。
当日は天気も良く、気持ちのよい河川の清掃活動になりました。大きなゴミは少なく、木の植え込みや草の間からタバコの吸殻や小さなガラスの欠片など、よく注意してみないと気付かないようなゴミが落ちている程度でした。何日か前の強風が影響したのかもしれませんが、普段利用されている方や地域の方が、河川を日頃からきれいに保っているからだと思いました。今回の清掃活動を通して、日々の心がけの大切さを学ぶことができました。
金沢星稜大学野外スポーツ部 副部長 杉田 梢さんと部員のみなさん
・清掃活動は、景観を守ると供に地域の人達との交流もできる場になっているので、有意義な活動だと思います。来年も学生クリーン・ビーチに参加し、地域に貢献していきたいです。
・清掃活動に積極的に参加し、みんなが過ごしやすい環境作りをしていきたいと思います。
・清掃活動を通して、川北町の現状や石川県内の暴風や大雨での被害を知る事ができ、これからの自分の人生に役立てていきたいと思いました。
・清掃活動を行い川の美しさを保ち、さらに稚魚放流という体験をさせていただき、貴重な時間を過ごす事が出来ました。
・学生クリーン・ビーチいしかわの活動を通して、私たちの暮らしている町を綺麗にすることができるので、やりがいを感じます。ただ清掃をするだけではなく、手取川や水害などについて話を聞くことにより普段学べないことを学ぶ事が出来ました。
・川北町では、金沢の水害について自分が知らないことを聞くことができ、近年では天災も多くなってきていることから、自分たちの防災意識をもっと高める必要があると思いました。
・社会人になったとき、この体験を生かして清掃活動やボランティアなどに参加していきたいです。